ファーウェイの回線速度が遅い原因と確認方法、改善策
ファーウェイの回線速度が遅い場合は、Wi-Fiの電波状態、ルーターの設置場所、回線やプロバイダーの混雑、端末設定などを順番に確認することが重要です。下り・上り・Pingの測定結果から原因を切り分け、状況に合った改善策を紹介します。
ファーウェイのスマートフォンやルーターを使っていると、Webサイトの表示が遅い、動画が止まる、オンライン会議の音声が途切れるといった問題が起きることがあります。ただし、回線速度の低下は端末のメーカーだけで決まるものではなく、光回線、プロバイダー、ルーター、Wi-Fi環境、接続先サーバーなど複数の要因で発生します。
まずは同じ場所、同じ時間帯で速度を測定し、下り、上り、Ping、遅延の数値を確認しましょう。測定には回線速度テストを利用できます。
ファーウェイの回線速度が遅いときに見られる症状
下り速度が低い場合は、動画の再生開始やファイルのダウンロードに時間がかかります。上り速度が低い場合は、写真の送信、クラウドへのバックアップ、ライブ配信などで問題が出やすくなります。
Pingや遅延が大きい場合は、速度テストの下り数値が一定以上あっても、オンラインゲームやビデオ会議で反応の遅れを感じることがあります。時間帯によって結果が大きく変わる場合は、回線混雑やWi-Fi環境の影響を疑います。
原因1:Wi-Fiの電波が弱い、または干渉している
ファーウェイの端末がルーターから離れている、壁や床を挟んでいる、電子レンジやBluetooth機器の近くで使っている場合、Wi-Fiの電波が弱くなったり干渉を受けたりします。特に5GHz帯は高速通信に向いていますが、障害物に弱い傾向があります。一方、2.4GHz帯は遠くまで届きやすいものの、周囲の無線機器と干渉しやすい特徴があります。
原因2:ルーターの設置場所や状態に問題がある
ルーターを床、棚の中、金属製の家具の近くに置くと、電波が広がりにくくなります。また、長時間の連続稼働による一時的な不具合や、通気不足による発熱で通信が不安定になることもあります。ルーターのランプ状態を確認し、必要に応じて電源を入れ直してください。
原因3:光回線やプロバイダーが混雑している
夜間や休日にだけ回線速度が低下する場合、利用者が集中する時間帯の混雑が原因の可能性があります。特定の時間帯だけ下り速度が落ち、早朝や日中には改善するなら、ファーウェイ端末よりも光回線やプロバイダー側の混雑を先に確認するべきです。IPv6接続に対応しているかどうかも、契約内容とプロバイダーの案内で確認しましょう。
原因4:接続している端末やアプリが通信を使っている
ファーウェイのスマートフォンでアプリの自動更新、写真や動画の同期、システム更新が動作していると、他の通信に使える帯域が減少します。複数の端末が同じWi-Fiに接続されている場合も、動画視聴や大容量ファイルの送受信によって速度が分散します。
原因5:ファーウェイ端末の設定やソフトウェアに起因している
省電力設定、古いシステム、保存されたネットワーク情報の不整合などによって、Wi-Fi接続が不安定になる場合があります。端末を再起動し、システムと関連アプリを更新してください。改善しない場合は、Wi-Fi設定を削除してから再接続する方法も有効です。ただし、保存済みのパスワードが必要になるため、事前に確認しておきましょう。
回線速度の原因を切り分ける方法
同じ条件で複数回測定する
測定する場所、接続するWi-Fi帯域、時間帯をそろえ、朝・昼・夜に複数回テストします。1回だけの測定結果では一時的な混雑や通信処理の影響を判断しにくいため、複数回の平均値を見ることが大切です。
Wi-Fiと有線接続を比較する
可能であれば、ルーターに有線接続したパソコンでも速度を測定します。有線では速くWi-Fiだけ遅い場合は、電波干渉、設置場所、Wi-Fi設定の問題が考えられます。有線でも遅い場合は、光回線、プロバイダー、ルーターのWAN側などを確認します。
別の端末で確認する
同じWi-Fiに別のスマートフォンやパソコンを接続し、速度を比較します。ファーウェイ端末だけで遅い場合は端末の設定やソフトウェアを確認し、すべての端末で遅い場合はネットワーク側の原因を優先して調べます。
ファーウェイの回線速度を改善する方法
- ルーターを床や収納棚から出し、家の中央付近で周囲に障害物が少ない場所へ移動する
- 近距離では5GHz、距離や壁がある場合は2.4GHzを試して比較する
- ルーターとファーウェイ端末を再起動し、システムやファームウェアを更新する
- 不要なアプリの自動更新やクラウド同期を一時停止する
- 同時に大容量通信を行っている端末やサービスを確認する
- 夜間だけ遅い場合は、プロバイダーの混雑状況やIPv6接続の対応を確認する
- Wi-Fiだけ遅い場合は、近隣の無線LANとの干渉やチャンネル設定を見直す
改善しない場合に確認すること
再起動、設置場所の変更、Wi-Fi帯域の切り替えを行っても改善しない場合は、契約している光回線やプロバイダーの障害情報を確認してください。複数の端末で有線接続でも速度が低い場合は、回線事業者やプロバイダーへの問い合わせが適しています。
問い合わせ時は、測定日時、下り速度、上り速度、Ping、接続方法、利用端末、問題が発生する時間帯を伝えると、原因を特定しやすくなります。通信速度は利用環境によって変わるため、広告上の数値だけでなく、実際の利用場所での測定結果を基準に判断しましょう。
