リーグ・オブ・レジェンドの速度測定で遅延が高い原因と改善方法

リーグ・オブ・レジェンドで操作の反応が遅い、切断される場合は、下り速度だけでなくPing、遅延、上り速度、時間帯、Wi-Fi環境を確認する必要があります。速度測定の見方と原因別の改善方法を解説します。

公開日 2026-08-22 最終更新 2026-08-22 カテゴリ:ガイド

リーグ・オブ・レジェンドで速度測定が必要な症状

リーグ・オブ・レジェンドでキャラクターの操作が遅れて反映される、スキルが出るまで時間がかかる、画面が一時停止する、試合中に切断されるといった症状がある場合、通信環境を確認する価値があります。

ただし、ゲームの快適さは下り速度だけでは決まりません。Pingは通信の応答時間、遅延はデータが往復するまでの時間を示します。速度測定では下り、上り、Ping、ジッター、パケットロスを確認し、実際のゲーム内表示とも照合してください。

speedtest.imなどの速度測定では、測定サーバーとの通信状態を確認できます。ゲームサーバーまでの経路とは異なるため、測定値は原因を絞り込むための参考値として扱います。

原因1:下り速度ではなくPingや遅延が高い

動画視聴に必要な下り速度が十分でも、Pingが高ければ操作の反応は遅く感じられます。オンラインゲームでは大量のデータを受信するより、短いデータを安定して送受信することが重要です。Pingが時間帯によって大きく変動する場合は、回線の混雑や通信経路の問題が考えられます。

判断方法

同じ端末と同じ測定サーバーで複数回測定し、Pingとジッターの変化を確認します。速度測定のPingが低いのにゲーム内の遅延だけ高い場合は、ゲームサーバーまでの経路やサーバー側の混雑を調べます。

改善方法

近い地域の測定サーバーを選び、不要な通信を停止します。ゲーム中に大容量のダウンロードや動画の高画質再生を行わないことも有効です。ゲーム内のサーバー地域を変更できる場合は、距離や混雑状況も確認してください。

原因2:Wi-Fiの電波干渉や距離がある

Wi-Fi接続では、ルーターとパソコンの距離、壁や床、電子レンジなどの電波干渉がPingの変動やパケットロスを引き起こします。特に2.4GHz帯は遠くまで届きやすい一方で、周囲の無線機器と干渉しやすい傾向があります。

判断方法

同じ時間帯にWi-Fiと有線LANで速度測定を行い、Ping、ジッター、上り速度を比較します。有線LANで症状が改善するなら、光回線そのものよりもWi-Fi環境が原因である可能性が高くなります。

改善方法

可能であればパソコンをルーターへ有線LANで接続します。Wi-Fiを使う場合は、5GHz帯または対応機器では6GHz帯を試し、ルーターを床や棚の奥から離して設置します。ルーターのファームウェア更新や無線チャンネルの自動設定も確認してください。

原因3:ルーターやホームゲートウェイに負荷がかかっている

家庭内で複数の端末が通信していると、ルーターの処理能力や無線帯域が不足することがあります。スマートフォンのバックアップ、テレビの動画再生、ゲーム機の更新ファイルなどが同時に動くと、上りと下りの通信が混雑し、ゲームの遅延が増えます。

判断方法

ゲーム中に家族の端末やネットワーク機器の通信を一時的に止め、速度測定を再実施します。ルーターの再起動直後だけ改善し、時間が経つと再び遅くなる場合は、負荷、発熱、メモリ使用量などを確認します。

改善方法

不要な通信を停止し、ルーターを風通しのよい場所へ移動します。管理画面で接続端末、通信量、QoSや帯域制御の設定を確認してください。古いルーターを長期間使っている場合は、契約回線と接続方式に対応した機器への交換も検討します。

原因4:プロバイダーや回線の時間帯混雑

夕方から夜間にだけ遅延が増えるなら、光回線の設備やプロバイダーの接続設備が混雑している可能性があります。下り速度の低下だけでなく、Pingの上昇やジッターの増加として現れることもあります。NTT、ドコモ、au、ソフトバンクなどの回線サービスでも、実際の通信品質は地域や接続方式によって変わります。

判断方法

朝、昼、夕方、夜に同じ条件で速度測定を行い、時間帯ごとの下り、上り、Pingを記録します。複数の端末で同じ症状が出る場合は端末よりも家庭内ネットワークや回線側を疑います。IPv6接続に対応している契約では、接続方式も確認してください。

改善方法

プロバイダーの障害情報やメンテナンス情報を確認し、改善しない場合は測定結果を添えて問い合わせます。IPv6 IPoEなど利用可能な接続方式がある場合は、対応ルーターを含めて切り替え条件を確認します。回線変更は、地域の提供状況と実測値を調べたうえで判断してください。

原因5:ゲームサーバーまでの通信経路が不安定

速度測定サイトでは問題がないのに、リーグ・オブ・レジェンドだけ遅延する場合があります。これは測定サーバーとゲームサーバーの場所が異なり、途中の経路や交換ポイントの混雑が違うためです。特定の時間帯や特定のサーバー地域だけで発生するなら、経路の影響が疑われます。

判断方法

ゲーム内のPing表示を時間帯別に記録し、速度測定のPingと比較します。ほかのオンラインゲームや通信サービスでも同じ時間帯に遅延が出るか確認し、ゲームだけに限定されるかを切り分けます。公式の障害情報も確認してください。

改善方法

ゲームクライアントとルーターを再起動し、地域設定やサーバー設定に誤りがないか確認します。VPNは経路を変えられる場合がありますが、距離や混雑によって遅延が増えることもあるため、常用せず比較検証に限定します。

原因6:パソコン側の負荷やバックグラウンド通信

通信が正常でも、CPUやメモリの使用率が高い、ゲームの更新処理が動いている、セキュリティソフトがスキャンしていると、画面の停止や入力遅延が起こります。これは回線速度の問題と似ているため、端末の状態も確認が必要です。

判断方法

タスクマネージャーなどでCPU、メモリ、ディスク、ネットワーク使用率を確認します。ゲーム以外のアプリケーションを終了し、同じ試合やトレーニング環境で症状が変わるかを比較します。通信が安定しているのにフレームレートだけ低い場合は、速度測定ではなく端末性能を調べます。

改善方法

ゲームのアップデート、クラウド同期、動画配信、ブラウザーの大量タブを停止します。グラフィック設定を端末に合わせて調整し、OS、ネットワークドライバー、ゲームクライアントを更新します。発熱が高い場合は冷却状態も確認してください。

速度測定の結果から原因を切り分ける手順

  1. パソコンをルーターに有線LANで接続し、同じ測定サーバーで3回以上測定します。
  2. 下り、上り、Ping、ジッター、パケットロスを記録します。
  3. 朝と夜など時間帯を変えて測定し、数値の変動を比較します。
  4. 家庭内の他の端末の通信を止め、結果が改善するか確認します。
  5. ゲーム内のPingと速度測定の結果を比較し、ゲームだけの問題か判断します。

下り速度が低く、Pingも時間帯で上昇する場合は回線やプロバイダーの混雑を疑います。Wi-FiだけでPingが不安定なら無線環境が中心です。有線でもゲーム内の遅延だけが高い場合は、ゲームサーバーや通信経路の影響を確認します。

安定したプレイのための確認ポイント

  • ゲーム用パソコンは可能な限り有線LANで接続する
  • ゲーム中の大容量ダウンロードや動画再生を停止する
  • ルーターを最新状態に保ち、熱がこもらない場所に置く
  • Pingだけでなくジッターとパケットロスも確認する
  • 時間帯別の測定結果とゲーム内Pingを記録する
  • 回線やプロバイダーへ問い合わせる際は測定日時と接続方式を伝える

リーグ・オブ・レジェンドの通信トラブルは、単純な下り速度の不足だけで説明できないことがあります。有線接続、時間帯比較、複数端末の確認、ゲーム内Pingとの照合を順番に行うと、Wi-Fi、ルーター、プロバイダー、ゲーム側のどこに原因があるかを判断しやすくなります。